人の生き方はさまざま。
充実した仕事、楽しい趣味、ライフワークとして永年、ずっと打ち込んできたことも…
マラソンランナーが競技場に戻ってきたように、人生も終盤に差し掛かると、これまでの充実した人生とその出来事が頭の中をよぎることでしょう。
これまでの充実した生き方が最期になって予想外の混乱に晒されたなら、本人も家族も、周りの誰もが残念に思うかもしれません。
自分らしい人生を貫くこと、たとえ脳の機能が衰えたり意識レベルが下がったとしても、ポジティブに生き抜くこと…このために、何が最善でどういう選択が必要かを、いまこの時期にじっくりと考えて、自分自身をリードしコントロールしていくことが大切…
また要介護になったら、ご家族をはじめ介護する側の福祉もしっかり顧みることも大切です。ご本人を囲む周りの人たちが明るければ、ご本人も明るく楽しく過ごせます。
私たちは、何よりも個々の尊厳を大切にし、身上の保護や財産の管理において、その人らしい「生き方」を大切にし、見守ります。そのためには、まず元気なうちによく考え、将来の自分の道筋を設計するのは必須です。一人ひとりの考え方や置かれた状況に見合った、自分らしい生き方を続けるための最適なプランをご一緒に考え、作成し、実行します。
晩年の自分と家族の生活、残された家族の生活、相続、遺族に伝えたいこと、…心配事はたくさんあります。その一つひとつに真摯に向き合い、具体的な対策とプランを組み立てて、“最期まで自分らしく生きること”、このことを私たちは大切なこととして、心を込めて適正に種々のサービスを提供してまいります。
成年後見及び家族信託等に掛かるご相談・引受・研究啓発事業
2025年1月、川崎市の認証を得てNPO法人ANCHOR成年後見福祉を設立。認知症等により成年後見を必要とする本人と家族を支援し、取り分け資力の限られた方々や近くに身寄りがいない方々の生活設計を丁寧にサポートする。
Q: 成年後見人は法人でも可能ですか?
A: はい。法人も成年後見人になれます。組織として継続的な対応が可能です。
Q: 認知症でなくても支援は受けられますか?
A: 任意後見契約と財産管理委任契約の併用で可能です。無料相談でご案内します。
Q: NPO法人であることのメリット・デメリットは?
A: 公益性を活かした支援が可能です。利用者に特別なデメリットはありません。
Q: 寄附金の扱いは?
A: 所得控除等は対象外ですが、認定取得を目指して活動中です。
Q: 会費無料で正会員になれますか?
A: はい。任意での寄附も受付けております。
Q: 遠方からの相談は可能ですか?
A: オンラインで可能です。契約引受は主に南関東圏内です。
Q: 「寄り添う」とは?
A: ご本人とご家族の希望を丁寧に伺い、実現に向けたプランを構築します。
Q: 家族信託との併用も相談できますか?
A: はい。継続支援のプランもご用意しています。
Q: 姉妹会社の利用は?
A: 資産が一定以上の方には姉妹会社ORGELPUNKT合同会社にて対応いたします。
当法人の目的と趣旨にご賛同いただける方は、正会員・賛助会員としてのご参加を歓迎いたします。詳細はメールにてお問い合わせください。
活動の継続と充実のため、個人・団体の皆さまからのご寄附を受け付けております。一口10,000円より、上限はありません。ご希望の方には振込先をご案内いたします。
川崎市麻生区内にて、事務所利用可能な空き家物件を無償提供いただける方を募集しております。管理費・光熱費等は当法人が負担いたします。情報をお持ちの方はぜひご連絡ください。
代表者経歴 代表理事 武石 彰
国際基督教大学教養学部から、コメルツ銀行、スイス銀行各東京支店ほか米系大手銀行資本市場部に勤務。その後、本邦大手保険会社経由でダイムラークライスラー社ファイナンス部門の金融保険サービスGに在籍し販促企画、ソリューション業務等に携わる。大手不動産会社のプロパティマネジメント業務等を経て、再生可能エネルギー開発会社にて財務及び法務の責任者として事業推進。
2019年、ORGELPUNKT合同会社を設立し企業の財務・法務・人事分野コンサルティングに従事。その後2024年より成年後見に係る事業の開業準備を進め合同会社の定款を変更。2025年問題を踏まえて、本人にしっかり寄り添い家族や関係者の福祉も実現するために、新しい成年後見像を形にする目的で、NPO法人ANCHOR成年後見福祉を設立。代表理事に就任し、現在に至る。